COD MWとかいう虚無
最近久々にMWを起動してプレイしてみたわけだがまあ何とも言えない感じだった。MW2以来購入し続けてきたCoD(AWを除く)だが、プレステージを完全に回しきらなかったゲームの一つに入るのは確実。ちなみに他にプレステージを回さなかったのは勿論ゴーストとWW2。
実はプレステージを回さなかったGとWW2とMWに関しては良くない共通点があって、
- 2-3方向以上から撃たれる場所ばかり
- マップが複雑な上に広い
これに加えてMW単体であるモノだと
- ダッシュ後の撃ち出しがシリーズ最遅
という中々強烈な欠点があると感じた。
CODが持っている特徴といえば
- スポーティーな撃ち合い
- 小-中規模マップでの早い試合展開
以上の2点にあると感じていて、これらの要素が丸ごと握りつぶされたのがMWという作品だった。GとWW2に関してはマップはともかく、撃ち合いは普通にストレスなくできた節がある。
リアリズムというコンセプトを据えた以上、ある程度動きを人間臭くしたいという意向があったのだろうが、これがまた見事にミスマッチしていて、特にダッシュ後のエイムと射撃までかかる時間に如実に表れているのではないだろうか。
①索敵 ②接敵 ③射撃と3段のフェーズに切り分けたいという意向が作品から伝わる。実際、プロデューサーも「戦略的な要素」を取り入れたいという思いのもとで作っているらしいし。ミニマップの赤点を削除したのもそれが関係しているように思う。
MWシリーズが好きだった人からは好評らしいが、イマイチ理由が理解できていなくて、以前のMWシリーズはスポーティーな撃ち合いは全然可能だったので今作とは似て異なる作品群だったことは間違い無いのではないだろうか。
結局1つの建物付近を拠点にして迫り来る敵を殺害するのが1番効率的なゲームになっていて、脳死で走り回ることは中々できなくなってしまい、とても悲しいなあという話である(フレンドみんなやめちゃったし)